子供のころ欲しかったもの

昨日欲しいと言ったMacは置いておいて、はてなさんのお題キャンペーンを見て書いてみようと思いました。

 

「子供のころに欲しかったもの」のお題を見て、真っ先に頭に浮かんだのが「ペルシャ猫のぬいぐるみ」でした。

デパートで見たペルシャ猫のぬいぐるみがすっごく欲しかったんです。白くてふわふわして、くたぁ~~っとどこにも芯が入っていないようなぬいぐるみでした。

何度も何度もおもちゃ売り場に行くたびに欲しくて見ていたのですが、買ってはもらえませんでした。

先程、今も同じようなものがあるのかな、と検索してみたのですが、記憶の中のぬいぐるみと似ているものはGoogleの画像検索では見つかりませんでした。そりゃそうですよね、どれくらいの時間がたっているのか、と考えれば。

 

他に思い出すのは「アンティークビスクドール」です。大きなガラスケースに何体か並んで座っていて、その中のグリーンのベルベットのようなドレスを着た人形がとても素敵でした。こちらはもの凄く高価だったので、さすがに買って欲しいとは言いませんでしたが、見るだけでもうっとり……でもいつの間にかそのケースごと売り場が無くなってしまいました。

 

結局、欲しかったけれど手に入らなかったもの、が思い出になっているわけで、買わなかった親のおかげとも言えるのかしら、と今更ながら気付きました。

ペルシャ猫のぬいぐるみ、買ってもらっていたら、きっと今お題を見ても思い出さなかったと思うんですよね。

 

手に入らないものだからこそ、もしかしたらその時に感じていたよりずっとキラキラとした記憶が残っている。

この年になっても、相も変わらず色々と欲しい欲しい、と言ってますが、簡単に手に入らないから欲しいのかな?だから楽しいし、買った時に嬉しい。

当たり前のようで、そうそう日々考えていないことだったように思います。

逆に、何でも買えて、手に入らない物が無い、というのも寂しいものかも知れないですね。

 

ペルシャ猫のぬいぐるみ、を思い出したので書こうと思ったのですが、書いているうちに、ちょっとこう、気付かせてくれたお題でした。

 

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